Monday, September 30, 2013

母の仏壇代わり

日本の実家にはお仏壇を用意しましたが、
アメリカの私の自宅には迷った結果お仏壇は購入しませんでした。
値段が高いことももちろんですが、
アメリカまで持って帰って来るのも大変だし、
実はお仏壇って動かしてはいけないそうです。

正確には、動かしてはいけないのは、お精根入れが済んだお仏壇です。

私もこの時まで知らなかったのですが、
お仏壇というのは、買った時点ではただの箱です。
お寺のお坊さんにお精根入れ、開眼供養とも言います、をして頂いて初めて
ただの箱がお仏壇になります。
引っ越しなどでお仏壇を移動させる必要がある時は
移動前に精根抜きをしてもらって、
移動後に再度精根入れをして頂く必要がある。
同じ家の中で動かす時も本来はそうする必要があるそうです。
(でもうちのおばあちゃんの家にあったお仏壇
何も知らなくて、そういうことをせずに動かしました...)

色々お勉強になるねぇ...

と、前置きが長くなったけど、母のお仏壇代わりに用意したのはこれです。

正面は隠してますが、母の写真。
遺影にも同じ写真を使いました。
私の結婚式の時の写真です。
真ん中手前は母の好きだったガラス作家の作品で、お線香立てとして使ってます。
左手には蓮の花の形のキャンドルホルダー。
先日ポーツマスで見つけました。
母の戒名には蓮が入っているので、それに因んで。
鐘は葬儀屋さんが用意して下さったのを貰って来ました。

毎日、手を合わせています。

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