日本の実家にはお仏壇を用意しましたが、
アメリカの私の自宅には迷った結果お仏壇は購入しませんでした。
値段が高いことももちろんですが、
アメリカまで持って帰って来るのも大変だし、
実はお仏壇って動かしてはいけないそうです。
正確には、動かしてはいけないのは、お精根入れが済んだお仏壇です。
私もこの時まで知らなかったのですが、
お仏壇というのは、買った時点ではただの箱です。
お寺のお坊さんにお精根入れ、開眼供養とも言います、をして頂いて初めて
ただの箱がお仏壇になります。
引っ越しなどでお仏壇を移動させる必要がある時は
移動前に精根抜きをしてもらって、
移動後に再度精根入れをして頂く必要がある。
同じ家の中で動かす時も本来はそうする必要があるそうです。
(でもうちのおばあちゃんの家にあったお仏壇
何も知らなくて、そういうことをせずに動かしました...)
色々お勉強になるねぇ...
と、前置きが長くなったけど、母のお仏壇代わりに用意したのはこれです。
正面は隠してますが、母の写真。
遺影にも同じ写真を使いました。
私の結婚式の時の写真です。
真ん中手前は母の好きだったガラス作家の作品で、お線香立てとして使ってます。
左手には蓮の花の形のキャンドルホルダー。
先日ポーツマスで見つけました。
母の戒名には蓮が入っているので、それに因んで。
鐘は葬儀屋さんが用意して下さったのを貰って来ました。
毎日、手を合わせています。
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