Thursday, May 22, 2014

妊娠糖尿病の診断

4月25日(金)、26週目にグルコースチャレンジテストという
妊娠糖尿病の受けました。

ちなみに妊娠糖尿病とは、文字通り、妊娠中になる糖尿病で、
基本的には出産後に治ります。
(ただ、その後、将来妊娠したらまたなる可能性が高いこと、
そして、本物の糖尿病にもなりやすくなる、そうです。)
妊娠中に赤ちゃんに栄養を運ぶための胎盤で作られるホルモンが
インスリンの機能を弱める作用を持っているそうで、
妊婦さんはそれに対抗して普段より多くのインスリンを作るのですが、
それでも足りない、又は多く作れていない等の場合、妊娠糖尿病になるそうです。

妊娠糖尿病の危険性は沢山の血糖が赤ちゃんに流れることで巨大児になること、
羊水過多、生まれた後、低血糖や呼吸困難を引き起こしてしまったり、
黄疸が起こったりすることもあるそうです。
血糖値をコントロールできれば、これらのケースは防げるものだそうで、
血糖値のコントロールが鍵になります。

グルコースチャレンジテストですが、病院に行く1時間前に
事前に渡されていた激甘のまずーいどろっとしたジュースみたいなのを飲み、
(飲み始めから飲み終わりまで5分まで、とか時間制限がありました)
きっかり1時間後に採血を受けるようにと言われていました。
このテストのために食事を変えたり、事前に絶食は必要ありませんでした。
結果は翌月曜日に出ました。

本来数値が130以下であるべきところ、私の数値は165で
しっかり引っかかりました。

これに引っかった、イコール妊娠糖尿病とは限らず、
この場合、空腹時経口ブドウ糖負荷テスト、
アメリカでは通称3hrテストと呼ばれているものを受け、
更にこれで引っかかると、妊娠糖尿病が確定します。

私は1週間後の5月2日にこのテストを受け、
また引っかかりました。
こちらのテストは前日深夜から絶食が必要です。
病院に行き、まず、絶食時の血糖値を測り、
その後、同じようなまずい激甘ジュースを飲まされ、
(前回より多かった)
その1時間後、2時間後、そして3時間後に採血されます。
なので、拘束時間は3時間。
その間動き回ったりすると数値に影響がでるので、
じっと座っているように指示されます。
飲食は水以外は禁止です。
そしてトータル4回採血されることになります。
私の場合、結果は2日後に出ました。

記録のためにその時の数値も記載しておきます。
括弧内はテストにパスするために必要である数値です

空腹時   92mg/dl  (95mg/dl 以下)
1時間後 193mg/dl  (180mg/dl以下 )
2時間後 195mg/dl  (155mg/dl 以下)
3時間後  93mg/dl  (140mg/dl 以下)

内、2項目以上引っかかると妊娠糖尿病で、
私は1時間後と2時間後で引っかかり糖尿病が確定しました。
しかし1時間後から2時間後で血糖値増えるって
そんなケースもあるんや〜、とびっくり。

結果が出て翌日、食事療法と、自宅で血糖値を計る器具の使い方の説明を受けました。

まず、食事療法は炭水化物を数え、一食辺り50g位に押さえること。
食事の間、2〜3時間置きで、小さな間食を取り入れること。
その際、炭水化物は20g程度で、タンパク質も同時に取るようにとのこと。
食材別の炭水化物量が記載された表、
同じ炭水化物でもお薦めのものとそうでないもの、
などが書かれたリストを渡されました。

例えばご飯は白米よりも玄米。
パンなども白いパンよりはホールウィートやマルチグレインなどがいい、とか。
野菜でも炭水化物が少ないものや、
後、繊維質が多いものは炭水化物が入っていても、キャンセルされる作用があるとか、
そういった情報が記載されていました。

自宅で血糖値を計る器具は
近くの薬局に処方箋を送ってもらいそこでピックアップしました。
これは保険が利きませんでした。

ちなみに保険が利くものもあるそうですが、私の保険会社の場合、
受け取りまでに最低2週間かかると言われ、自腹で購入に至りました。
機械そのものは20ドル位で、それほど高くはありませんでした。

テストストリップは保険が利かなければ、100枚入りで150ドルとかで
結構高いみたいですが、私は保険が利いたので、35ドルの自腹で済んでいます。

テスト用の針は同じく100本入りが、定価で15ドルとかだったと記憶していまう。
保険は5ドルしかカバーしてくれず、10ドルほどの自腹でした。

ということでトータルで65ドル程の出費になりました。

血糖値のテストは1日4回。
朝起きてすぐ、何も飲み食いしてない状態で1回、
その後各食事の1時間後にテスト。
もし1時間後にテストできない場合は2時間後にテストするように、
とのことでした。

目標の数値は、
絶食時   70〜80台(最大値90)
食後1時間 100〜120台(最大値140)
食後2時間 80〜105(最大値120) 
です。

最初の何日間かはうまくテストできず、
針やテストストリップをかなり無駄にしました。
最初の夜が一番辛かったなぁ〜。
うまく血が取れなくて、5〜6回針を刺す羽目になり、
最後は半泣き状態でした。

あまり痛くないと聞いたことがある人も多いと思いますが、
全く痛くない訳ではないです、残念ながら...

でも、できればインスリンは打たずに済んだらいいなぁ、と思っていたので、
一生懸命食事療法に取り組みました。

ただ栄養士の指示通り、食事ごとに50gの炭水化物を取っていると
私の血糖値はガンと上がってしまうので、
少しずつ減らして、30〜35gならセーフということが次第にわかってきました。
後、白い炭水化物だともっと少ししか食べなくても数値が上がる事もわかってきました。

ただ、そうやって減らして行くばかりで、
体重も減り、段々体力がなくなっていくのを実感していたので、
お腹の子供の成長が少し心配でした。

自宅で血糖値のテストを2週間半ほど続けた後、
5月22日(木)に専門家のところに結果を持って行きました。
結局、インスリン注射が必要、という診断が出ました(涙)。

まずは一日1、2回、食事前にインスリン注射(4ユニット)をして、
栄養士の指示通り50g程の炭水化物を取り、
その1時間後に血糖値を測り、様子を見、1週間後に再度専門家のところへ戻る、
ということになりました。

実はこの日、もう1人別の専門家の方とのアポがあり、
そちらの結果により入院することになったのですが、
それはまた別の日記に書くことにします。

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